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キャパシタンスオートワイド AWCシリーズ
概 要
電気力線方式の次世代型CPCセンサメンテナンスフリーで連続使用を実現
キャパシタンスオートワイド AWC は、ライン走行中のストリップのセンタ位置を非接触で連続的に検出するもので、CPC(センタ・ポジション・コントロール)用のセンサとして使用します。
メンテナンスフリーで連続使用することができ、経年変化による感度低下がなく長期間に渡って安定して使用できることに加え、現場での校正が不要となるなど、使い勝手が格段に改善された製品となっております。
※センサの近くに金属構造物がある場合は、簡単な調整が必要となります
特 長
- 現場校正不要
- メンテナンスフリー:光学式と違い、センサのメンテナンスを全く必要としません。
- 光の影響なし:外光の影響をほとんど受けません。
- 厳しい環境下にも使用可能:ほこり、スケールなどの影響をほとんど受けません。
動作原理
キャパシタンスオートワイド AWC シリーズは、ストリップを挟んで対向に設置された電極板に電気力線を生成させ、その間を通るストリップ位置を電気力線の変化量から計測します (図1参照)。検出器はストリップを挟んで対向に設置された送受信電極が二組あり、一組の電極板は電気力線を生成する送信電極と電気力線を受信する受信電極から構成されています。ストリップが送受信電極間に挿入されると、遮蔽された送信電極板の違いにより受信電極が受ける電気力線に差を生じさせます(図2参照)。このように受信電極で得る電気力線の変化量を計算することによりストリップ位置を正確に検出できます。
仕 様
L(リンクタイプ) | LA(アナログ出力タイプ) | ||
電源 | DC24V 0.7 | ||
検出精度 | ±5mm以下 | ||
周波数応答 | 5Hz | ||
周囲温度 | 0℃~50℃ | ||
偏差出力 | ±200mm | ±200mm/±5VD | |
アラーム出力 | ヘルシー、板無し、偏差大またはロールアウト |
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