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ニレコプロセス制御装置(鉄鋼)
プロセス制御装置
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R形調節機 RJ
概要 |  特長 |  構成と仕様 | 

R形調節機 RJ

概要

R形調節機は油圧噴射管式自動制御装置のコントローラでプロセス量を検出しその量が設定された値になるように、設定値からの偏差に従って操作部に油圧信号を送り出します。一つのプロセス量を一定に保つ定置形調節機です。管制部、検出部および設定部から構成されており、必要に応じて補助ピストンやバルブ類を取付けることができます。

特長

● 基本は積分動作ですが、フィードバックを適当に与えることにより比例動作も行えます。
● R形調節機を架台に取付け、別に用意した油圧ユニットから油圧の供給を受けるカバナ形と、油圧ユニットに直接取付けたユニット形とがあります。
● R形調節機は管制部、検出部、設定部および付属品を必要に応じて選択組合せを行うことによって、多くの機能仕様のものが構成できます。また操作油圧を変えることで、出力も広範囲に選ぶことができます。

構成と仕様

A. 管制部
ケーシング(本体)ないに噴射管装置をもち、左右は、検出部・設定部がつけられるようになっています。前部は受流孔部(または補助ピストン)を内蔵したバルブ類におきかえることができます。後部は定置形ではバルブ類がつけられるようになっていますが、何もないときは蓋が付きます。側面には噴射管の動きを制限するストッパがあります。噴射管部と受流孔部(または補助ピストン)を主要部とし、これを収めるケーシングで構成されています。


B. 供給油圧
噴射管には0.6~1.2MPa。
高出力を要する場合は補助ピストンを使います。この場合の供給油圧の限度は補助ピストンによって決定されますが、このときは噴射管には1.2MPa以下に減圧した油圧を供給しなければなりません。


C. 所要供給油量(0.8MPaにて)
φ1.6噴口・・・・ 5L/min
φ2.0噴口・・・・7.5L/min
補助ピストン付の場合は、補助ピストンの所要油量と、上記φ1.6噴口の場合の所要油量との和になります。


D. 2つの受流孔間に生ずる最大油圧差
噴射管供給圧の80%以上。 この油圧差が操作シリンダの操作トルク、操作速度に関係します。(ただし補助ピストン付きの場合は関係ありません)


E. 噴射管変位量(プッシュピン位置にて)
φ1.6噴口の場合・・・・・ 約±0.28mm
φ2.0噴口の場合 ・・・・・約±0.37mm
補助ピストンの場合
小型(CV2)・・・・・約±0.85mm(ただし有効量±0.53mm)
大型(BO10)・・・・・約±0.85mm


F. 噴射管を動かす力
プッシュピン位置で5グラム以上。


G. 受流孔部
噴口から噴出する油を受け分流する部分で、調節機本体前部に取付け使用します。使用する噴口径の種類によって、それぞれ相応の小孔径のものを使用します。
2つの小孔は、水平に左右に並んで接近して開口していますが、流出側油導管接続口は上下に並んでいます。これの一方の小孔へ噴出する噴油が流入するとき、他方の小孔から戻り油が噴出します。この噴出流が噴射管に衝突しないように受流孔部内部の導孔は垂直面において角度をなしています。噴射管が全変位した場合、一方の小孔の受油圧は噴射管入口油圧の80%~95%になります。
 この受流孔部のかわりに、仕様により補助ピストンなどが使用されます。


H. 油受(オイルキャッチャ)
受油は、調節機本体と受流孔部の間に取付け使用します。
噴口から噴出する油が、受流孔部の小孔に流入するとき、空気を吸引し、気泡が油中に侵入することを防止するとともに、噴口から噴出する油のはねかえり、受流孔部の小孔から噴出する戻り油の飛散を防ぐために、油溜まりをつくるため使用するものです。


I. 検出部
検出部は普通、調節機本体の右側に取付け使用します。
検出された値は、この部分で力に変換され、この力は押ピンを介して噴射管の中間片部において、噴射管を左右に振らすように噴射管に働きます。


J. 設定部
設定値を与える部分で普通、調節機本体左側に取付け使用します。設定値は普通、設定ばねによって力に変換され、この力は、噴射管の中間片部において検出部からの力と平衡し、不平衡になれば、噴射管を振らすように噴射管に付与されます。
設定目盛は、制御対象の物理量、たとえば圧力制御ならばPa、流量制御ならばNm3/hなどで目盛ってあります。


K. 噴射管ストッパ
調節機本体左右両側に取付け使用します。噴射管が左右に振れるとき、受流孔部のそれぞれの小孔の受圧効率が最大になる点以上に噴射管が振れないように停止させるためのストッパです。


L. 作動油の種類
a. 標準
b. 不燃性作動油(特別仕様、要明示)



定置形調節機


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形式番号


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外形寸法図


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